アジールコート
コラボアーティスト

アジールコートは、アートと生活空間の融合を追求するプロジェクトとして、
才能あふれるアーティストとのコラボレーションを進めています。

アーティストの作品はアジールコートのマンション共用空間に設置され、
住まいとアートの新しい調和を生み出します。

TAKUMA SHIRATANI

白谷 琢磨

木彫・乾漆

1994 佐賀県生まれ
2019 東京藝術大学美術学部彫刻科卒業
2021 同大学院美術研究科彫刻専攻修了

漆や螺鈿を使い、都市のメタボリズムをテーマに制作。卵殻を身に纏える布にたとえるなど、コンセプトに合わせて素材を変え、彫刻的な表現を試みる。

主な作品設置マンション

YUKI MATSUEDA

松枝 悠希

FRP

1980 茨城県生まれ
2010 東京藝術大学大学院後期博士課程 修了

日常的なものをモチーフにし、現実にはありえない瞬間を捉えた立体作品を制作しています。彼の作品は、PET素材を用い、「日常でよく目にするものに命を吹き込んだらどう動くか」というコンセプトに基づいています。特に、何気ない日常の物にひねりを加えることで、見慣れた世界に新たな視点を与えています。非常口表示灯の人物が外の世界へ飛び出す様子は、松枝の作品の象徴的なテーマであり、鑑賞者に強いインパクトを与えます。韓国や香港、欧米の展覧会にも多数参加しており、その作品は世界的に注目を集めています。

主な作品設置マンション

MITSUHIKO HOTTA

堀田 光彦

鋳金

1991 福岡生まれ
2016 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科 卒業
2018 東京藝術大学大学院 美術研究科 工芸専攻鋳金研究分野 修了

鋳造による彫刻や砂の彫刻を中心に活動し、数多くの受賞歴を持つ。特に「ART MEETS ARCHITECTURE COMPETITION」では複数回の入選や優秀賞を獲得。サンドアートにおいても、カナダ(ニュー・ブランズウィック、2023)での制作や韓国国際砂像選手権大会(テアン、2022)で3位入賞。サンドアートジャパンカップ(東松島市、2024)では市長賞を受賞。近年ではチームでの雪像制作にも取り組み、なよろ国際雪像彫刻大会(名寄市、2020)で観光協会会長賞を受賞、軽井沢・プリンスショッピングプラザ(2024)での制作など多岐にわたる表現活動を行っている。

主な作品設置マンション

Josephine H.N. LUI

雷 康寧

陶・ジェスモナイト

香港出身
2009  香港理工大學 設計学部 創意媒體專 卒業  
2012  香港浸會大學 視覺藝術院 視覺藝術文學士 卒業
2019  東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻 博士前期課程 修了

様々な生物の形態からインスピレーションを得て、人間と自然の関係や、生物が宇宙そのものを内包するという哲学的なテーマを造形的に表現しています。彼女の作品は、テラコッタに着彩を施した精巧な造形が特徴で、その静かな佇まいの中に緊張感と奥深い精神性を秘めています。

主な作品設置マンション

MAMI ANAI

あないまみ

ガラス

2014 多摩美術大学工芸学科ガラス専攻卒業
2016 作家として制作活動開始
    多摩美術大学大学院美術研究科工芸専攻ガラス領域修了

鏡、熱線反射ガラス、フロートガラス等、主に工業用板ガラス素材を積層し、その塊を削り、磨くことで作品を制作する。
通常は平滑で無機質なガラス素材が、研削、研磨によって形を変えることで、表面に新たな表情を現す。
ガラスの特性である透過、反射、屈折を生かし、光の変化に反応する作品を心がけている。

主な作品設置マンション