AAC2012 最優秀賞・副賞 美術旅行レポート

作品タイトル:「景」
帆足 枝里子(ほあし えりこ)
女子美術大学大学院  美術研究科 美術専攻 修士課程 立体芸術
瀬戸内 美術旅行レポート

今回の研修旅行では、瀬戸内国際芸術祭が行われる島々を中心にまわらせていただきました。
特に、直島には、国内外の現代美術作家が実際に来島し、その土地の素材を使い、その場で制作した作品が多くあり、また、室内ではなく屋外の自然の中に展示している作品も多数あるということで、以前から訪れてみたいと思っていました。
2013年は、第2回の芸術祭の年ということで、新たに制作された作品も多数見ることができました。



 

直島の「家プロジェクト」は、生活が営まれている地域で、古い家屋などを改修し、家の空間そのものを作品化しています。
点在する作品を、係の島民の方々が、とても丁寧に解説・案内をしてくださいました。

安藤忠雄氏設計の美術館内ホテルに宿泊し、展示作品を早朝から夜まで、いろいろな時間帯に鑑賞する事ができました。
屋外だけでなく美術館内には、自然光のみで作品を見せる展示が多くあり、作品の色や素材感などが、明るさによって大きく変化することを楽しみました。


瀬戸内芸術祭の行われる島々、特に直島では、驚くほど多くの外国の方が、様々な展示を楽しんでいる様子を見かけました。
現代アートを鑑賞することを目的に、交通が便利とは言えない島々に多数の人々が海外から訪れているということに、芸術のチカラのようなものを感じました。 大勢の作家が制作した、多種多様の作品を、いろいろな環境の中で鑑賞することができたことは、本当に素晴らしい体験でした。