AAC2011 表彰式・授賞式

2011年12月7日(水)、ザ・ホテル ベルグランデ(東京都)にて、AAC2011の表彰式、ならびに授賞式が開催され、協賛会社・関係者・マスコミの皆様など多くのお客様にご来場いただきました。
今年度の審査員長である酒井 忠康氏(世田谷美術館館長、美術評論家)をはじめとする審査員の皆様より祝辞・あいさつをいただき、各賞の授賞式も行われました。

審査員の挨拶

酒井 忠康
審査員長
世田谷美術館館長
美術評論家
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岩渕 貞哉
『美術手帖』編集長

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内田 真由美
アート・コーディネーター

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服部 信治
主催会社
代表取締役社長

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表彰式・授賞式

 AAC2011受賞者と審査員
  左前列方より:
  服部(審査員)、向川(優秀賞)、 堀(最優秀賞)、
  帆足(優秀賞)、 酒井(審査員長)

 左後列より:
  岩渕(審査員)、山中(入選)、 高橋(入選)、
  原(入選)、 川島(入選)、内田(審査員)

最優秀賞::堀 康史さん【多摩美術大学 美術学部 油画専攻 4年】
※堀さんには、賞金総額100万円が贈られました。
優秀賞:帆足 枝里子さん【女子美術大学大学院 美術学部 立体芸術専攻】
優秀賞:向川 千世さん【大阪教育大学大学院 教育学研究科 美術教育専攻】
※向川さん、帆足さんには、賞金10万円が贈られました。
入選:川島 大幸さん【東京芸術大学大学院 美術学部 彫刻専攻】
入選:原 雅俊さん【東京芸術大学大学院 美術学部 彫刻専攻】
入選:高橋 賢悟さん【東京芸術大学大学院 美術研究科 工芸専攻 鋳金】
入選:山中 奈津紀さん【愛知県立芸術大学 美術学部 彫刻専攻 研究生】
他、2名(詳しくはコチラをご覧ください)
※応募順。入選者には、それぞれ賞品2千円の商品券が贈られました。

主催会社挨拶

■ 服部 信治 / 株式会社アーバネットコーポレーション 代表取締役社長

アート・ミーツ・アーキテクチャー・コンペティション(以下、AAC)も今年で11回目、11年目を迎えることができました。これもひとえに皆様のお陰だと感謝しております。

まず、AACというコンペを始めることになったきっかけを、少しだけお話させていただこうかと思います。
私は元々一級建築士でありまして、大学を卒業以来ずっとマンションの設計を専門としてやってきました。
日本のマンションというのは、その住環境から、効率のいい機能性の高い無駄の無い設計が求められる傾向にありますが、私はそれでいいのだろうか、という疑問を抱きはじめました。次第に、住まいの中に、文明の利器としての使い易さやだけでなく、人の感性に訴えかけるような、文化的、芸術的な要素を取り入れられないかと考え始めました。

そんな中、ある美術大学の関係者の方とお話しをする機会がありました。
毎年、彫刻・立体を学ぶために、毎年数百人が大学を受験して、そのうちの数十人が大学院に残って制作をし、卒業後、社会に出て作品をつくり続ける人はひとりくらいしかいないという話を伺い、非常に驚きました。芸術作品を作り続けて、仕事として、一生の活動としていくのは、日本の環境では難しいことなのです。制作場所の問題、運搬の問題等、様々な理由があるとは思いますが、そのひとつに展示場所の不足ということも挙げられると思います。
そこで私は、マンションのエントランスホールであれば、そういったいくつかのハードルを越えられるのではないかということに気付いたのです。
エントランスには一定の広さがあり、なおかつ工事中であれば職人が居るので、設置や運搬も安全に出来ます。
そのことを、学生の内から気付いて欲しいという思いで、AACをスタートしたわけでございます。

毎年、マンションは全国で2~3千棟が建てられています。最近は、大規模マンションだけでなく、弊社のように小~中規模でもアートを展示するマンションが増えてまいりました。
このコンペが、創作活動を続けて行くきっかけになればいいなと思っています。

また、2008年からAACの告知ポスターを学生の皆さんに募集するコンペもスタートしました。当初ポスターはプロのデザイナーの方に制作していただいていましたが、学生限定の立体アートコンペなのだから、一番目線の近い同年代の学生にポスターを作ってもらいたい、というアイデアがスタッフから出たのがきっかけです。
最優秀賞の作品には、審査をしていただいた審査員の方の指導を受けて作品をブラッシュアップしていき、完成作品を実際に全国の美術系の大学に掲示していただいています
毎年ユニークな作品が集まっており、学生への認知度も少しずつではありますが高まっているのではないかと感じております。

最後になりましたが、お忙しい中、審査員としてご協力いただいた酒井様、岩渕様、内田様、そして帆足様には大変感謝しております。ありがとうございました。
また、ご協力いただきました協賛会社様、賛助会社様、学校関係者の皆様、マスコミ各社の皆様にも御礼申し上げます。
AACは日本の芸術界と建築業界にとって意義があると信じ、これからもこの両コンペを長く続けていきたいと思っています。今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。

最終審査結果発表
表彰式・授賞式
表彰式・授賞式 AAC2010
表彰式・授賞式 AACポスターコンペ2010
懇親会